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冷え性が鬱病の原因での悪循環

私たち現代人は、日々多様なストレスに晒されており、ストレスが原因で鬱病になった人の数も、年々増加傾向にあります。

鬱病の原因で意外なものとして、冷え性が挙げられます。鬱病の人の大半は、体温が低いことが分かっています。身体と心の両方のエネルギーが低下している状態だと言えます。

鬱病の人の脳内では、精神安定作用のあるホルモン、セロトニンの分泌が少なくなっています。ストレス過剰やセロトニンの減少により、自律神経のバランスが乱れ交感神経が過剰となります。

この状態では血行不良を起こすため、冷え性になってしまいます。身体がいつも冷えた状態では活動力も低下し、心からもエネルギーを出しにくくなります。

また、冷えの原因と心理状態にも深い関係があります。怒りや悲しみなどの負の感情を無理に抑えると、筋肉が緊張し、身体のエネルギーが上手く循環しなくなってしまいます。体温の素は、細胞にあるミトコンドリアが作り出しています。

身体のエネルギー循環が滞ると、ミトコンドリアに必要なエネルギーが行き届かなくなり、体温も上がらなくなります。
手や足などの末端は特にエネルギーが届きにくく、ミトコンドリアも活性化しにくいため、冷えやすい部分です。

冷え性対策とストレス解消には、感情を上手に吐き出すことが大切です。一人になれる場所で大声を出したり、声を上げて泣いてみたり、壊れないものを叩くなど、時には思いっきり感情を表に出してみてください。

感情を抑えて緊張し、硬くなってしまった筋肉をほぐすには、スポーツやウォーキングなどの運動も効果的です。

このように、冷え性と鬱病には密接な関わりがあると言えます。鬱病だから冷え性になり、冷え性だから鬱病になるという悪循環に陥らないためにも、冷えないための対策をきちんと行いましょう。